女体化した僕を騎士様達がねらってます ―男に戻る為には抱かれるしかありません！

大好きな女体化小説が、マンガに……――なったぁー！！（万歳のポーズ）

「女体化した僕を騎士様達がねらってます ―男に戻る為には抱かれるしかありません！」は、ひそかにずっと小説で読んでいて、個人的に超絶お気に入りのストーリーでした。

それから数か月後、マンガ化した情報が入ったときの衝撃は忘れられません。

――ああ、ついにとうとう来たか、と（拳を握りしめながら感涙）。

「こりゃあ読まねばなんねーべ！！」と鼻息荒くしながら（←あくまでも心のなかで）、さっそく本誌を目にしたら……もうね、もうね、マンガの方も最高でした……！

ＴＬとＢＬの両方を楽しめるマンガです。

タイトルからも分かる通り、このマンガは、主人公のアルトが媚薬入りの呪いのショコラ（甘いお菓子）を食べさせられたせいで女体化し、さらに男性の精液を体内で受けないと男にもどれない、という設定が軸になった物語です。

しかも舞台は、剣と魔法が大活躍するＲＰＧを思わせるような王道ファンタジー。

なので、攻め役の２人は見目麗しい騎士様たちです。

こういったファンタジーな世界観が好きな人、いますよね？　私も大好きです！

そして、このマンガのオイシイところはＴＬとＢＬの両方が見られるというところ！！

ここまで話を聞いて、ちょっとこのマンガが気になってきた人、いるんじゃないでしょうか？

個人的に思うのは、主人公のアルトが男の子であるため、ＢＬがベースになっていると捉えた方がいいのかなあ……と感じました（この点については、レビューで賛否が分かれているようではありますが）。

とはいえ女体化のときのエッチもあれば、男に戻ったときのエロもあるので、難しいこと抜きにしてもＴＬとＢＬの両方が見られるというのは「生粋のエロマニアなら外せないのでは？」と私としては思うのです。

また、レビューでも、ＢＬ好きさんだけでなくＢＬに抵抗感がある人でも評価が高かったりします。

マンガ版を描かれている「やかん先生」は神ですか？

それを言ったら原作者の祈みさき先生も『神』ということになるわけですが……それにしても、やかん先生の描かれるキャラクターの可愛らしさや美しさは神ががっているのではないかと。

それに、表紙のにょたアルトの胸が柔らかそうじゃないですか！！

（そしてロイドの手がいい位置に！　……けしからん）

そうなんです、アルトの裸がとても繊細に描かれているんです。ほう、と感嘆させられました。

ちなみに、１巻でのエロ描写は軽めのジャブレベルですが、巻数を超えていくごとに濃密度は上がっていきます（そして三角関係なので……具体的には本誌で確認してくださいね♥）。

呪いの効果が強すぎて……

また、アルトの「呪いの香りのせいで男を引き付けてしまう効果」で、モブキャラなどに襲われてしまうハプニングがあり、それが苦手な人は注意したほうがいいかもしれません。

とはいえ、それは、アルトにかけられた呪いの香りの効果が強いという裏返しであって「だからこそ、この物語が面白くなるんだよなあ」と個人的には思っています。

もう、とにかくキャラクターが可愛いくてカッコよくて面白いから読んでください！！

いろいろといっぱいこのマンガの魅力をお伝えしたいのですが、たくさんありすぎて……一言にまとめるなら、上のように叫んでます！！（叫ぶのかよ！？）

キャラクターだけでなく、アルトやロイドがお互いに「あーでもないこーでもない」とやきもきしたり、ショコラの呪い騒動にいつの間にかリューンも巻き込まれたりと、ストーリーも続きが気になって目が離せない展開になっています。

それに、最終的に三角関係はどうなるのか、アルトの呪いは解けるのかなんていうのも個人的にかなり気になります！

もちろんエッチもガンガンしているので、ちょこっとでも気になった人はとりあえずこのマンガを読んでみるのをおススメします！！