過ち、はじめまして。 表紙画像
最新巻は2巻です。 (完結)

過ち、はじめまして。

大学にも溶け込めず彼女もできない。そんな冴えない男子生徒である吉田勇気は学部のアイドル的存在である朝雛清代美にひそかな想いを寄せていた。ある日のこと、吉田は朝雛と教授の不倫現場を目撃してしまう。朝雛にそれを告げると、彼女は吉田をラブホテルへと誘った。

ココがみどころ!

  • 想いの報われない、もどかしい関係性の数々。ほろ苦いストーリー展開が切ない!
  • 後ろ暗い関係性ながらに正当性のある表現力が見どころ!
  • 冴えない男子学生である吉田勇気というキャラクター性は心臓を鷲掴みにされているような親近感を覚えてしまう!

キャラクター相関図

過ち、はじめまして。 相関図

キャラクター紹介

吉田勇気

大学にも溶け込めず、彼女もできない冴えない大学生。朝雛清代美と後ろ暗い関係を持つようになる。その内、バイト仲間である井上芹菜とも関係を持ち、三角関係の中で悩みはじめる。

朝雛清代美

学部のアイドル的存在の女子大生。大学教授である真木惣一郎に対して報われない恋心を覚えてしまう。惣一郎との不倫現場を目撃した吉田勇気と後ろ暗い関係を持つようになる。

井上芹菜

吉田勇気のバイト仲間。派手な外見の少女だが、恋愛関係には疎い。前向き思考になった吉田に惹かれていく。

真木惣一郎

文化人類学を専攻する大学教授。妻子のいる身だが、生徒である朝雛清代美と関係を持つようになる。

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イラスト(4/5) / ストーリー(5/5) / エロさ(4/5)

イラストが綺麗で表紙の女の子に萌えて購入しました。イラスト命な私にとってはとても素晴らしい作品でした。

あじ(2017年7月12日)

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イラスト(4/5) / ストーリー(5/5) / エロさ(4/5)

イラストが綺麗で表紙の女の子に萌えて購入しました。イラスト命な私にとってはとても素晴らしい作品でした。

玉ねぎマン(2017年7月12日)

総合評価  

イラスト(4/5) / ストーリー(5/5) / エロさ(4/5)

ストーリーが小説を読んでいるみたいで面白いです。 いろんな人の人間模様が読んでいてワクワクする。 それでいてエロいです。 芹菜ちゃんが可愛すぎです。

くまくーま(2017年7月22日)

想いの報われない、もどかしい関係性。人間関係のほろ苦さを凝縮させたそのストーリー展開が見どころ!

『過ち、はじめまして。』の見どころはその誰もが報われない、もどかしい関係性にあると思います。

主人公の吉田勇気は冴えないながらに朝雛清代美にひそかな恋心を覚えています。高嶺の花と知りながら、しかし憧れてしまうということは誰しもにあります。この吉田勇気もまた、誰にもあるそんな報われない男子の1人です。

 

彼は何事もなければ想いを告げることもなく、その想いを風化させたことでしょう。しかし、彼は想い人である朝雛の不倫現場を目撃してしまいます。

彼は潔癖な性格です。例え相手が接点のほとんどない朝雛であろうと、それを見過ごせなかった。それが想い人であれば尚の事です。「あんな男止めろ」と忠告します。

しかし、彼女はそれを止めない。それどころか吉田をラブホテルに誘います。

これがどういうことか。この時点で彼女の想いは見えません。しかし、彼女が口にしたのは「吉田君は、私と同じ目に遭うの」という台詞。この言葉通り、吉田は朝雛清代美に対して報われない恋心を深めていってしまいます。ちょうど朝雛が教授に対して報われない恋心を持っているように。

 

この報われなさがこのストーリーの見どころです。吉田は本来なら高嶺の花であった朝雛を抱くことができます。それを棚から牡丹餅だととらえることも可能です。しかし、吉田は彼女を抱く度に、自分が朝雛の中で教授よりもずっと下であることを思い知らされます。幸せと同時に不幸がやってくるのです。そんな中で幸せになんて思えるはずもなく、吉田は嫉妬を覚えながら朝雛とのもどかしい関係性を深めていくのです。

本来であれば高嶺の花であった朝雛を抱ける幸せとは裏腹に嫉妬に苛まれる。これを幸せと取るか不幸と取るかは人それぞれですが、もどかしくもほろ苦い関係には違いありません。これが『過ち、はじめまして。』の見どころであると思います。

酷いと思うか、仕方ないと思うか…、傍から見ればクズな関係性だが、しかし当事者にとっては!?

この作品、ストーリーが進むごとに人間関係が複雑化し、そして取返しのつかないところまで行ってしまいます。

そのキーとなるキャラクターが吉田のバイト仲間である井上芹菜ちゃん。派手派手しい見た目ながら純情で一途な彼女。この娘がホントに良い娘なんです! ちょっとガサツなところがあるけれど、しかし、可愛いところがある。

この娘と吉田はひょんなことから関係性を持つことになる。朝雛がいるのに! 傍から見たらクズ同然です。というよりクズそのものです。

 

しかし、吉田の胸中を思えば彼を攻めきれないところがあります。彼は朝雛と後ろ暗い関係を持っています。これを彼女とは言えません。井上に「彼女いるのか」と聞かれた時、それを否定したのは仕方がない。

そして、そんな吉田に対してその気になってしまった井上、一緒にいる中、「私って魅力ないかな?」と聞いてくるしおらしくて可愛い芹菜ちゃん。男として押し倒しても攻めきれないところがあります。いや、クズではあるのですが(笑)

 

朝雛との関係性が明快ではないから、井上の関係性も明確にできない。これをクズと思うか、あるいは仕方ないと思うか。このほろ苦さを絶妙なバランスで表現しているのが、この『過ち、はじめまして。』です。

また、この吉田勇気というキャラクターが等身大でないからこそ、自己投影して読んでしまうところが本作にはあります。「もし自分だったら…」と考えずにはいられないのです!

このクズだけど正当性のある関係性! これが『過ち、はじめまして。』の魅力であり、もっとも切ないところであると思います!

toichi

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