ココがみどころ!
- 異種姦モノで纏められた1冊! 異種交配の中に気持ちよさを覚えてしまう背徳感をエッチに描いている!
- ムチムチ系の可愛い女の子が、触手プレイ!? 女の子と異種というギャップにエロさを覚える!
- 異種との純愛、儀式、ホラーテイストなど話の方向性は様々!
キャラクター相関図

キャラクター紹介
小夜子
昆虫マニアである父親と2人で暮らしている少女。ひょんなことから自慰の手段として「虫」を使うことを覚え、それ以降は周囲に隠れて昆虫と後ろ暗いセックスを行っている。
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総合評価
イラスト(5/5) / ストーリー(5/5) / エロさ(5/5)
ゴリゴリ(2017年9月1日)
性癖が歪むほどの衝撃を与える! それだけの魅力を持った作品『虫遊戯』
『虫遊戯』は千葉哲太郎先生による短編を多数収録した単行本作品です。収録されている短編は9作品。その内、5作品は表題作である『虫遊戯』シリーズを収録、その他はオムニバス形式の短編となっています。
ジャンルは9作品全て「異種姦」系、竿役に人間は1人もいません。この時点でかなり特殊な作品群であることが伺えます。
皆さんの中には虫姦系、異種姦系に触れたことのない人も多いでしょう。中には気持ち悪さを覚える人もいるのでは?
まずここで1つ断っておきます。
虫姦ですが、登場する虫(あるいは異種)は全てファンタジー虫ですから!
ここがまず異種姦という特殊ジャンルでありながら読みやすいところ。
竿役として登場する「異種」ですが、これらは若干のファンタジー補正がかかる!
本作には竿役として触手、虫などが登場します。ただし、それらはリアルテイストというよりは千葉哲太郎先生の表現により若干のファンタジーが入っていると言って良いでしょう。例えば表題作である『虫遊戯』では中心として主人公を犯す竿役の虫が、巨大なカマリキのような虫であり、チンコが大きく、長いだけの言わば性的な存在としてのみ描かれています。
「異種姦系」で最初に覚える拒否反応。「気持ち悪そう」という感覚が本作では少ないと言って良い。
そういう意味ではアブノーマルジャンルでありながら、きっと読みやすい部類の作品であると言えます。あとものすっごいエロいです。これは今から説明します。
「虫相手なのに気持ちイイ」という後ろ暗さ、背徳感を莫大なエロスに変換する表題作『虫遊戯』
本作は様々な異種姦が描かれているのですが、中でもオススメなのがやはり表題作である『虫遊戯』。
ちなみに私が「異種姦好き」になったきっかけの作品でもあります。それだけのパワーと魅力がこの作品にはあると言えるでしょう。
先に言った通り読みやすさも去ることながら、その魅力はやはり人間相手には味わえない『背徳感』にこそ、あります。
『虫遊戯』の主人公、小夜子ちゃんは早くに母親と死に別れており、現在は父親との2人暮らし。そんな父親はちょっと変わった「虫マニア」。大小様々な虫を飼っており、その中でも特殊なのが1メートルほどの大きさもある強大なカマキリに似た虫。このカマキリは特殊で、人間である小夜子ちゃんにすら興奮を覚える。近くにいると興奮したのか、自慰をし始めるシーンがあることから凄まじい性欲を持っています。
主人公に「虫姦」の気持ちよさを植え付ける…
ある日のこと、眠っている小夜子ちゃんがこのカマキリに襲われてしまう。
虫であるカマキリには遠慮がありません。しかも性器は大きく、細長い。人間では簡単には届かないところにも容易に入り込み、膣内を刺激します。
その快感たるや人間相手では味わえないもの。小夜子ちゃんも虫相手であるにも関わらず身体を反応させてしまいます。
そして、ここも重要。この虫は体力が底なし。
結局、小夜子ちゃんは朝まで性的に嬲られる羽目となります。
レイプ目で膣へと性器を挿入され続ける小夜子ちゃんのシーンはそれだけで背徳感があり、見応えのあるシーンです。
しかし、それだけでは当然終わらない…
上記のシーンも見応えがあるのですが、『虫遊戯』の真骨頂はこれからです。
なんと小夜子ちゃん、犯された時の気持ちよさが忘れられず、更なる快感を求め自ら犯されにやってくるのです。
ゲージに収まっている虫。そこへと露出度の高い恰好でやって来て、虫の性器を愛おしそうにしゃぶる。
常人から見れば正気を失っているとしか思えないシーン。しかし、それだけ小夜子ちゃんは虫による「交尾」の虜になったと言えるでしょう。
やがて虫の性器を挿れてもらうために自らのお尻をゲージに向かって差し出す。
虫としては極上の餌がやってきたとしか思えない。渡りに船とばかりに種付けしてやる。小夜子としては相手を格下として認識しており、「ホラ、ホラッ! 人間のまんこはどう?」と快感を求めて自ら腰を振るのです。
傍から見れば滑稽にも映るシーン。しかし、正気を失ってでも快楽を求めるような様子が、大きな背徳感を生み、多大なエロスを感じる描写となっています。
「交尾」の最中にやってきたのはお父さん。しかしそんなこと虫には関係ない…
自慰をするような感覚で虫に犯される小夜子ちゃん。
そんな最中、父が部屋へと訪れます。
急なことで膣へと挿入されたまま父親と話す小夜子ちゃん。身体の陰で膣へと入っている性器を隠すことで難を逃れようとします。
しかし、虫にはそんな苦労など分かりません。更なる快感を求め、性器を小夜子ちゃんの膣奥へと挿入する。
膣奥へと入り込んできた性器に一瞬だけ喘ぎ声が漏れる小夜子ちゃん。
ここで感じるのは危険のはず。しかしなんと小夜子ちゃんは虫に犯されていることが父親にバレるかも知れないという窮地に興奮を覚えてしまう。
(私…変態だ。お父さんの前で虫と交尾して…)と背徳感を覚える一方、(虫との交尾って気持ち良過ぎる…!!)と快感を覚えてしまっている小夜子ちゃんのエロさには感動を覚えるレベル。
虫とのセックスしているという後ろめたさ! しかし、それで快感を覚えてしまっているという背徳感がシチュエーションのエロスを高める! それが本作最大の魅力である!
このように私は思っています。
「変態」であることを自覚した小夜子は快楽へと堕ちていくことに抵抗がなくなっていく!
父親に見られながら虫と「交尾」したことで、自らが「変態」であることを自覚してしまった小夜子ちゃん。
しかも「変態」であることを気持ちイイと受け入れてしまった。
これにより「交尾」することに抵抗がなくなった小夜子ちゃんは更なる快楽を望んでしまうのです。
最初から虫に犯されるつもりなのですから、衣服なんていりません。裸で虫たちが飼われている部屋へと訪れる小夜子ちゃん。
ちょうど人間相手に誘惑しているようなセックスアピールをなんと虫にし始めてしまうのです。
相手にする虫は巨大なカマキリだけではありません。最早、飼っている虫全員が性的に愛おしくなってしまっている。
小さな虫たちに乳首を弄られて興奮し、クリトリスを噛まれて絶頂、さらには膣肉へと虫が入り込んでもそれを気持ち悪いと思うどころか「もっとほじって欲しい」と喘ぎ声をあげる!
この「変化」こそが虫遊戯の魅力をさらに引き上げます!
快感でどんどんおかしくなっていく小夜子ちゃん! 虫を性的に見るようになる狂いようが本作の魅力、虫姦、異種姦の魅力なのです!
どんな人にこの作品をオススメしたいか?
まずメインジャンルである「異種姦」が好きな人にはオススメしたい。しかしながら「異種姦」はかなりの特殊ジャンル! そう簡単に手は出ないと思います。
そこで快楽堕ち描写、快楽でおかしくなっていく変化が好きな人にこそこの作品をオススメしたい!
これをきっかけに異種姦好きになる人は間違いなくいると思います。それくらいの魅力を持った作品です。
ちなみに絵柄はムチムチ系、ヒロインの年齢幅は女子校生が中心です。これも本作を手に取る参考にされると良いかと思います。
「背徳感」というエロスの重要性をこれ以上なく痛感する1冊、是非ともお手に取ってみてください!
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